印刷ブログ
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会社の看板を1枚スクリーン印刷

とある方にデザインをしてもらい、会社の看板を1枚、正確に言えば正面に1枚、通用口に1枚、2種類を作成。

スクリーン印刷でしかできない看板ということで、塩ビの黒っぽい板にシルバー1色で印刷してもらった。なんだか雰囲気が違う、これで少しは会社らしくなったかもしれない(笑)

リクエストとしてはよくある普通の看板はNGという事で、写真のような雰囲気。スキージとインクを見てスクリーン印刷だとわかる人しかわからないかもしれないが、それがまたいい。

製版から印刷まで、私は一切手掛けずに練習としてやってもらった、プロ並みの仕上がりになっていると思う。スクリーン印刷は頭では覚えられない、やればやるほど技術が上がる職種だ。

バス停へのスクリーン印刷

バス停へのスクリーン印刷、これは地元の某バス会社様より定期的にやってくる、冬場は雪の影響で破損することが多いらしい、7年前くらいまでは塩ビを使用されていたらしいが、それは他社での事。

そこが廃業することになり、弊社に依頼がやってきた。そこで強度のあるアルミ複合板に切り替えを提案、MS8インキ、硬化剤を入れれば色落ちも少ない。SG740でも良いのだが、どちらかと言えばMS8の方が密着がよく、色あせも少ない。

 

今回は150枚、両面。1つ1つ異なるバス停留所名はシール対応するらしいが、それ以外の共通部分は弊社でスクリーン印刷をしたほうが早いしやすい。

 

バス停へのスクリーン印刷、お問い合わせください

バスのフロント幕をシルク印刷で

路線バスのフロントに掲げるフロントマスク、というものがある。今では恐らくのぼりのような感じで機械で出力すれば安いのであろうと思うが、昔ながらのやり方でやればシルク印刷でできる。

もちろんフルカラーはできないので、色数が1~4色くらいの範囲で、ベタ面が多かったりどうしてもシルク印刷でなければ、という理由があれば問題なくできる。

1枚あたりの単価を安くというのであれば、1色にしてしまえばよいのだが、それだとさえない。機械で出力するといくらになるのかを知らないが、価格で競争をしようとは思っていない。

シルク印刷でどうしても作成しなければならない、という依頼の時に出番となるだけだ。

バスフロント幕、シルク印刷可能です。
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デラニウム アルミ複合板へのシルク印刷

塩ビ風の板をアルミでサンドイッチした、屋外用看板でよく使われるデラニウム という アルミ複合板がある。

こちらへのシルク印刷は弊社ではよく行っている、インキはいままではSG740に硬化剤だったが、黒以外の色が何年か経過すると飛んでしまう。今回の依頼は新潟県でも海岸沿いの方の地方都市なので潮風があたる。

MS8インクの方が飛ばないで屋外用にむいているということだったので、昨年あたりからはこちらのインキを使用するようにしている。

インクにもいろいろな種類がある、密着するだけではなく、使用環境も考えて選択しなければならない。

アルミ複合板へのシルク印刷、小ロットでもお任せください
kanban-maruke

大きなビニールシート

建設現場に貼るような大きなビニールシート、縫製前で2m四方なのでかなり大きい。

弊社にある長台の大きさがおおよそ2mx2mくらいあるのでめいいっぱい使用することになるが、実際の印刷の面積は500x500ほどのロゴ。その他1800x300くらいの社名があるが、こちらは別版を用意してあるので、月曜にでも仕上げようと思う。

乾燥の場所もとるし、吸引台をフル活用するのでテキパキとすすめて終わらせなければほかの仕事に影響がでてしまう。合計枚数5枚ではあるが、5枚仕上げるのにかなりの時間と大きな版が必要になる。

インクジェットでは色合いと強みがNGらしいが、実際のところはどうなのか、、私にもよくわからない。

大判のビニールシートやポスター等、どうしてもシルク印刷で行わなければならない案件があればまずはご相談ください。製版にポジフィルム、印刷まで無理ない価格でできることはやろうと思います
vynilforblog

デラニウムというアルミ複合板には?

弊社ではデラニウムというアルミ複合板に印刷をすることが多い。メーカーよりはSG740に硬化剤が良いと聞いたが実際に印刷されているものを何年経過して見ると色によっては落ちている。

黒は落ちないが赤~白系はどうしても弱い。対候性のインクなので大丈夫かと思えばそうでもない。雨風そして潮風にさらされる地域では下手をすると1年ちょっとでインクが落ち始める。

MS8インクが良いと聞いたのでひとまずMS8に切り替えはしてあるが、黒はSG740のままだ。MS8でもどこまで協力なのかがわからない。弊社にあったもう1つのインク、VICで試験をしている。このインクが良いという話ではないが、一度刷ったVICインクをT-15溶剤でかなり強く擦ったが全く落ちない。もう落とす事ができないくらい強力にデラニウムというアルミ複合板に密着している。もしかするとMS8よりも良いのかもしれないが、結果がでるのに3年以上かかってしまう。

デラニウムというアルミ複合板印刷は継続しているので、3年後の結果によってはVICに変えるかもしれない。看板類には透明インクでクリアコートをしているので、5年前に印刷したデラニウムというアルミ複合板もいまだ全く問題なくインクが残っているのはわかる

デラニウムというアルミ複合板へのシルク印刷、お問い合わせください

deranium

大きな看板にシルクスクリーン印刷

幼稚園だか保育園でつかうようなキャラクターの看板1枚にシルクスクリーンの印刷依頼があった。当初は平面で問題なく簡単にできると思ったが、、、実際にやってみれば4隅に突起物があり版を邪魔している。

いろいろと計測して製版を繰り返し、結局は2回目に製版した枠でなんとか全てを印刷することができたが、それでも3行程、合計で3日もかかってしまった。

版のあわせも難しいのでなんとか試行錯誤でのりきったが、突起物がなければ恐らく1時間くらいで終わっていたとは思う。

想定もしていなかった突起物だが、なんとかしなければ、という事が毎回ある。1枚ものの看板にシルク印刷、可能です。カッティングシートなどでNGであれば印刷しかありませんが、なかなか受けてくれる業者がいないかもしれない。まずはご相談ください

kangaru

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