印刷ブログ
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タイガー製のマグボトルにぐるっと1回転

タイガー社のステンレスマグボトル、こちらにほぼぐるっと1回転で印刷依頼があった、個数は弊社得意の極小ロットで16本。ここのところ回転シルク印刷が増えているが、これが一番難しい印刷でもある。

データから印刷まですべて行い、ぐるっと1周なので少々気を使う、そして文字列が明朝体で細かい。幸いにも塗装済みのボトルなのでSG740インクと硬化剤注入で密着するタイプの成形物だった。SG740は詰りがなく印刷がやりやすい。

セットアップも意外とスムーズに進み、ほんの1時間ほどですべてが終わった。あとは強制乾燥させ、梱包すればいつでも出荷ができる。

ボトルの凹みなどもなく、スムーズに印刷ができた。やはり日本製の成形物への印刷はやりやすい。海外製となるとボトルが凹んでいたり歪だったりと何かしらのトラブルが出るが、なんとか解決している

小ロットでぐるっと1回転させるほどの回転シルク印刷、お問い合わせください
tiger

回らぬなら回してみようマグカップ印刷

戦国時代ではないが、先日は取っ手付きのステンレス製マグカップにサンプル印刷を行おうとしていた。いつもの調子でやろうと思ったが取っ手とマグの天地の隙間があまりにも少なく、回転シルク印刷をしようとしたがマグが回転しない。

午後から開始して1個だけサンプルで夕方の宅配便で出さなければならない。普段であればすぐに終わると思っていたが、考えが甘かった。かといってこれからパッド印刷に切り替え治具を作るわけにもいかない時間になっていたので、なんとかしようと試行錯誤をした。

取っ手が邪魔で回転しなければ取っ手が邪魔にならないように工夫をすればよい、以前も同じような問題があり解決したので早速マグにすっぽりと収まるような丸い治具を場内で探したらちょうど良いPP製のボトルがあった。重さの中心を考えたり位置合わせなどもあったが、意外とスムーズにいったので100個すべてを夕方まで印刷仕上げた。これで一仕事終えたと思い、少しばかりのんびりさせてもらうことになったが、今度は来週納期の急ぎの案件があるのでそちらをやらなければならない

写真は車輪に取っ手が当たっていますが、工夫すれば回転します。回転シルク印刷、取っ手があっても工夫次第で印刷はできます
mug

Meister磨きタンブラー ステンレス製

新潟県の燕三条地域にある磨きマイスターというブランドのステンレス製ビールグラス?らしき成型物に回転シルク印刷、極小ロットの7個が完了した。

最初の焼付けが70度ほどで焼付けが足りなかったので、温度を100度まで上げて再度乾燥させた。一番最初に印刷した時の左右の誤差が0.5mm~1mmほどあったので再度印刷をして均等に仕上げた。

極小ロットではあるが、記念品としてシールではなく印刷されていれば洗っても残る。どういう記念品だかは公表はできないが、もらった人は喜ぶであろうと思う。

写真のKENMA meisterは印刷ではなく、恐らく腐食エッジングかなにかだとは思う。

ステンレス製のタンブラー、印刷は可能です
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これは使えるオーブンだ

ドライフルーツなどを作る事ができる市販のオーブンと温風乾燥機を買った。当初は妻の台所用品として買ったつもりではあったが、そのときに製品仕様を詳しく調べて印刷の乾燥機にも代用できると思い買う決断をした

他にも1万円ほどで家庭用のドライ乾燥機があるがサイズが小さい。小ロットでも少し大きめな乾燥機がないかといろいろ探して、少し割高ではあったが、それでも業務用の乾燥機よりは断然安かった。

土曜日にアルミ製のお猪口46個に回転シルク印刷と底面にパッド印刷を行い、この乾燥機を使って乾燥をさせた。アルミアルマイトが施されている製品なのであまり高温乾燥ができない、およそ70度設定で45分ほど乾燥、あとは1日ねかせて月曜には納品ができる。

小ロット印刷が増える中それに対応できる乾燥機も必要だが乾燥機メーカーのものは大きすぎるのであまり使い勝手はよくない

lohas

アルミアルマイト製品にインク

SG740で試験印刷をしてみたが、やはり硬化剤を入れないとあっけなくテープ剥離してしまったので、とりあえず硬化剤を入れた黒で再度テストしてみた。

アルマイト製品は高温乾燥させるとアルマイトが駄目になってしまうので、最大でも80度くらいまでしか温度をあげることができない。理想は1000シリーズか1690でガチガチに固めればインクがはがれないが、150度まで温度をあげてしまうと今度はアルマイトが駄目になってしまう。

ひとまず常温で1日おいて、今日80度くらいで30分硬化させてから再度剥離試験をしようと思うが、今朝の段階でのつめ引っかきとテープ剥離ではそこそこの密着になっているので、恐らく大丈夫だと思う。これが1週間も経過すれば全くはがれないくらい密着しているとは思うが、サンプルの提出が今週木曜日なのでそうのんびりもしていられない。

素材により乾燥温度が変わることもいろいろある。温度が高ければよい、というだけではなく、いろんな知識が必要となってくる

アルミアルマイト製品へのシルク印刷やパッド印刷、まずはお問い合わせください

アルミアルマイト製のぐい飲みお猪口

アルミアルマイトされているぐい飲み風のお猪口にまずはサンプル印刷。 これは私が住んでいる長岡市の企画商品でもあり、5月までにサンプル仕上げが要求されている。いまのうちに治具をつくってテストをしておけば、本番はすぐにとりかかれるようになる。

側面と底面となるので、2行程、色は1色で同じなので比較的やりやすい。まずは側面を回転シルク印刷にて、今日は底面を平面シルク印刷でテストしてみるが、段差がありぎりぎりまでの印刷なのでもしかするとパッド印刷の方がよいかもしれない。

側面がシルク印刷なので色合い・色の濃さや強みを統一するということで底もできれば平面シルク印刷にしたいが、ぎりぎりで駄目であればパッド印刷に変えるしかない

世間は祝日でのんびりしているとは思うがあいにくの雨なので私は仕事をすることで時間をすごすことにした。その分来週のゴールデンウィークは2日ほどのんびりしようかと思う。

アルミアルマイト製品への印刷、小ロットから可能です。お問い合わせください

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YKKのボタンに名入れパッド印刷

YKKといえばチャックで有名な企業だがボタンも作っているらしい。そのボタンに刻印するのにロットがかなり多くなったということで、刻印の変わりにパッド印刷でなんとかならないかということでテストをしてみた。

インキはやはり焼付け硬化をしたいので、1000シリーズでもOKだとは思ったが、あえて1690シリーズを使い、ボタンは小さいので300個ほどでもオーブントースターで十分焼付けができるサイズ、ということで1690にした。乾燥後の印刷はまず取れない、ほぼ一生取れないといっても過言でもないかもしれない。

弊社にある1690インクの色はそれほど多くは無いので、在庫色以外の場合は1000シリーズを使うしかないであろう、それでも十分な密着を得られるとは思う。

メーカーにたくさんのロットで作成して在庫を持つよりも小ロットで必要な分だけ作成、足りなくなれば追加作成することにより資金繰りをラクにでき、かつ不良在庫を減らす事ができる。これは企業にとっては重要なことであり、バブルの頃のような行いではなく、必要な分だけを作るいわばトヨタのカンバン方式でもあるかもしれない。そのカンバン方式が印刷でもできる

ボタンへの小ロット名入れ印刷、お気軽にお問い合わせください
botan

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