印刷ブログ
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職業病

今日はたまたま羽田空港にいた、プラカップの印刷を見て滲んでいると思うのは私だけだと思う。これが職業病だ。

 

弊社の検品ではNGになるが、やはり消費者はそこを見ないで中身が大事、、、だと感じる。できるだけ綺麗にプリントしたいのは当たり前のことだが、行き過ぎると前に進まないことがある

回転スクリーン印刷

今回は2色、とは言っても重なりがないので問題は無い。昨晩に1色目、今日に反対側を仕上げる。かなり細かい文字なので遅乾溶剤で刷る。

 

今日は天気がよさそうだ、こんな日には外に出かけたい気分でもある

PET製のクリアボトルに回転スクリーン印刷

何度もリピートで手掛けている、今回は年内納品がギリギリなので(来週に届けても年末年始に稼働するとは考えにくい)無理をせずに年明けにすぐ出荷できるような段取りを組んでいる。年末に使う品物であればなんとかするが、そうでもなければ無理に急いでNGを出したりするよりは確実に仕上げたほうがよい

 

年内納期があと数件ほどあるが、このタイミングになって年内というのも如何かと思ってしまう、前もってわかっていれば早めに動けば無理が出ない。

クリアボトルに回転スクリーン印刷

日曜はクリアボトルに回転スクリーン印刷、これは理由があって弊社でやり直しだった。一度刷ったが黒が薄い、刷ったときは濃いが、乾くとかなり薄い。。。どうしてだ、、、いろいろ模索したが刷り方ではなさそうだった。

 

インキメーカーを変えて帝国のいPOSインキで同じ環境で刷ったら濃くなった、インキメーカーにより顔料が違うと感じた。こればかりはやってみないとわからない、やり直しできない素材なので弊社スタッフが個人で見本市に出す備品として絵を描いたので、それをNG品の上からベタで隠すようにすって再生。これで商品を無駄にせずSGDとして活用できる!.

 

しかし最近の若い人は凄い、スマホ1つでデザインを書き上げてしまう。それを私がAIトレースでパス化してポジ出力と製販。アナログとデジタルがいい感じで組みあっていると感じる

スリムスクエアボトルに回転スクリーン印刷

Markless Style社製のスリムスクエアボトル、こちら100本に黒1色で回転スクリーン印刷、ちょうど似たような製品を昨日印刷していたので、ジグは高さ調整だけ行い、すぐに刷れた。夕方に刷って終了。

 

今週はボトル類が多いので毎日1つ1つ完成させることになる。

スリムスクエアボトルに回転スクリーン印刷

Markless Style社製のボトル、PETだが一応SG740せ自然乾燥、テープ剥離をしてみた、問題は無い。溶剤で拭くと艶が無くなるのでこういう場合はSG740で十分だ。気になるようであれば硬化剤を入れればよいが、そこまでする必要もない。まぁ入れれば間違いはない

 

土日は長岡市にいるとどんどん仕事をしてしまうので、離れた温泉街を県民割引を使ってでかけた。息子と二人だったが、少しのんびりできた。普段できない読書もできたし、温泉も堪能できた。今週はタイトな納期やボトル類が続く、気を引き締めてとりかかる1週間になりそうだ

PET素材のボトルに回転スクリーン印刷

素材はPET、やり直しができない素材。かれこれもう数千本をリピートで刷っている、毎回200個程の小ロットだ。インキはSG740で密着、T-15溶剤で拭けば艶が消えて素材が侵されるので、SG740で問題は無い。

 

表面が青金1色、裏面の説明書きは黒で細かい文字列が並ぶので難しいが一番気を付けないといけないのがゴミの付着だ。1つ1つ刷っては目視で確認して、ゴミが付着していれば版をすぐに綺麗にして刷る。今週は一気にボトル類が来る、重なるときは重なって案件がやってきて、更に納期も同じような感じが多い。週末はどこにもでかけることは無いと思うので、土日もコツコツと稼働しようと思う。

PETのボトルに回転スクリーン印刷

素材はPET、専用のインキがあるらしいが、弊社ではSG740で密着を確認している。溶剤でふき取ると艶が消えるので密着は問題は無い。 かれこれ5年以上継続している案件だが、毎回在庫がすくなくなると200本程の発注になる。

 

表面が金、裏面が黒で細い文字がある。インキは希釈しないでそのまま刷った方が綺麗になる。ここまで継続するならばある程度まとめてメーカーで刷った方が安いとは思うが、在庫リスクも伴う。それは依頼者様の判断だ、昔とは違ってロットが多いのが少なく、1回限りの小ロットが多い。弊社の強みだ、小ロットを受けて始めたのが10年ほど前、先代の父親が他界した時点で、私が何ができるかを模索して小ロットの印刷とパッド印刷、回転スクリーン印刷を始めた。

 

最初は戸惑い、夜中までの試行錯誤等あったが、今は随分となれたので何でもほとんどできてしまう。それだけ技術が身についたのかわからないが、もっともっとチャレンジしなければならない

PETのボトルにシルク印刷

正面と側面、フラットなPETボトルだと思ったが、いざ搬入されたら真ん中が膨らんでいたり少し凹んでいたりと、癖のある成形物だ。通常こういう個体差がある場合は連続刷りもできないしジグもあてにならない。成形物が確かでない場合はNGだ。

 

PETなのでやり直しができない、1発勝負だ。幸いにも少しは予備があるが、それでも心配だ。PETなのでインキはSG740,硬化剤は必要ない

 

しかしもう製品が入ってきているし依頼者もそこまではわからなかったであろう、海外から貨物が到着しているからだ。もう見積もりの想定で出した単価は無視して、工程数を増やして人件費は度外視でやるしかない。こういうことはたまにある。

 

しかし癖のある製品で私でも参っている状態だ、恐らく今日で終わると思う。無事問題なく最後の工程が終わることを祈る

PET製のボトルに回転スクリーン印刷

PET製品なのでやり直しがきかない、さらに細かいデザインで検品も大変だ。幸いいままで何度もやっているので勝手がわかる、今週到着で急ぎらしい。まぁ数日もあれば仕上がるであろうが、細かいデザインなので無理に急ぎたくはない、確実性が大事だ。

 

昨日は湿度が高かった、例年のようでは無いが湿度が高いと刷りにくいし版の洗浄もいつもより気を付けなければいけない

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