印刷ブログ
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スピードを上げるにはどうしたら

弊社には継続してやってくる案件がいくつかあるが、そのうちの1つはPP製のケースを沢山する仕事だ。年間で言えば恐らく100万個くらいであろうか、正確な数字は把握してはいないが、とにかく毎日やっている。

 

それでも同じことをコツコツ繰り返すのではなく、どうすればもっと早く、そして綺麗にできるか?を模索する。高校時代に悪い学生だった私は夜中まで麻雀をしていた記憶がある。その時の牌の並べ方がまだ手に染みついている、、、のでPP製のケースを並べるのは早いと思っている。

 

ネットで麻雀マットが2000円程であった、試しに買ってみた。PPケースを並べてみた、スピードが違う、やはり滑りが良い、方向の位置出しも早い、そして綺麗に並べることができる。これで生産性がUPしたと感じた

 

悪さしていた学生の頃の経験が今役に立つとは思ってもいなかった。人生何事も経験なのかな。。。

PP袋にほぼ全面白ベタシルク印刷

黒いPPの袋にほぼ全面白ベタ、、、これはもうとんでもない難易度だ。普通に刷っては間違いなくムラになるし、黒に白ベタが一番難しい、そこへほぼ全面。。。

 

写真のように袋が完全に立体になるような差し込みジグを作成し、それを挿入してホールド台の高さを20㎝程あげて印刷するしかない。1つ試しにやってみたが、ほぼほぼできた。100%完璧にはならないし、これはとんでもない難易度なので避けた方が良い、、、とはクライアントに説明したが、ある程度の再現性でOKをもらったとの事。正直こんな難しいことはやらないほうが良いと思うくらいだが、ちょうどコロナでスローになっているのでチャレンジしようかということになった。

 

その他あと数件チャレンジがあるが、今週末まで含めて仕上げようと思っている。

PP製の調乳ポットに回転スクリーン印刷

写真のような大きなポット、それも1個という極小ロットだ。わざわざ製版をしてジグを作成、、、と思えばみな嫌がるとは思うが、ジグ作成は慣れている。

 

数量が多い時はしっかりとしたジグを作成するが、今回は1個なので簡易ジグ作成。それでもテーパーがあるのでなんだかんだ調整で1時間はかかった。PPなので修正できるので気分的にはラクだ。位置合わせを行い、1回すってみたら、それがドンピシャで決まったのでそのまま乾燥させて納品。

 

そろそろ世の中の動きも鈍っていると強く感じてきている、電話が少ない、貨物の到着も少ない、しかしそもそも電話ではなくメールで何でもできると思えば、、、電話はならない方が作業効率が良い(笑)

サンコー社のオリコンにシルク印刷

オリコンやコンテナでは有名なメーカー、サンコー社。こちらのオリコン製品10個、6面にシルク印刷。柄は3柄、小ロットなのでメーカーではやらないのであろう。

 

以前もこの大型のオリコン印刷をやったことはあるが、難しい、もちろん専用ジグと版が全てそろっていれば楽勝だが、小ロットなのでそうもいかない。ある程度自作、試行錯誤で位置出し、今日明日で終わる感じまでこぎつけた。あとは金曜に出荷すれば納期に間に合う。

 

今週の難題はほぼ終わった、あとはどんどん進めるだけだ。

スライドオープンサーモタンブラーに回転シルク印刷

ノベルティでも大手のMarkless Style社製品のスライドオープンサーモタンブラーに回転シルク印刷で1色。数量は100個以下の小ロット。弊社の得意分野

 

色は1色、素材がPPなのでPPTインキで、昨晩に位置出しとトライアルで調整。無事問題なく綺麗にデザインを再現できることを確認、21時ころだったので、無理をせず翌日午前中に仕上げることにしてセットだけをしておいた。午前中に仕上げ、その他の案件も同時進行する。土日は少し休もうかと思ったが、どうもそうもいかない予感が(汗)

 

バレンタインまでに仕上げ納品の印刷、包装熨斗かけもある依頼がギリギリになって到着するらしい、800個なので刷るのはそれほどでもないが、その後の包装に時間がかかる。土日は来週の段取りを組んで、来週はフル稼働になりそうだ。

 

雪マークも出てきたので子供が借りているレンタルスキーを活用するために週末はスキー場かな、、と思っていたが、どうもお流れになりそうだ。1月が終わる、ほぼ毎日フル回転になっている

オリコンへシルク印刷

折りたためるコンテナへシルク印刷、たまたま近くのとある企業様よりの依頼、メーカーで名入れ忘れたのかどういう理由かはわからないが、合計で200台。とりあえず100台の持ち込みで両面を仕上げ、そちらを引き取りと同時にもう100台の搬入。

 

高さがあるので上手に印刷台とジグを考え、昨晩にセット完了。オリコンの部品が多少突起しているので、そこらへんの調整でうまく刷れるか否か、これは今朝やってみてわかることになる。プライマー処理もしなければいけないが、とりあえずどうすればできるかアイディアはある。どうしてもダメであれば版の位置を変えて再度製版をする予定だ。

 

スムーズに行けば今週に仕上がる、というか場所をとるので今週中に仕上げなければならない。今週は場所をとる案件が重なるので上手に回さなければいけない。夕方以降の人の動きが無くなった段階で倉庫めいいっぱいに配置し、朝まで放置すれば乾燥するインクなので進め方次第になるかと思われる

テーパーのあるPPマグカップ 回転スクリーン印刷

テーパーのあるPPカップ、テーパーがある場合は難しい、位置決め、回転ジグ、そしてセット。通常の円柱形より難易度が高いので、あまり得意とはしていないが、何度かやったことはある。

専用の扇形印刷機があればよいが弊社には無いので、小さな面積であれば無理やり回転ジグを改造してできる。しかし難易度が高く時間がかかってしまうので、あまり進んではやらない(笑)

 

今回は蓋に合わせて~ということだったが、年末に行った時はそれがわからず、下部にあるポッチをすべて基準にして対角で2か所印刷をしたが、蓋をしめるとすべて個体差があるらしい。ということで再度チャレンジ、なんとかほぼほぼ決まるような位置で1面印刷を昨晩完了。あとは反対側にくるように位置決めを行い、完成させ、金曜には発送を予定している。

 

今週はパッド印刷が多く、1台ではたりないような感じだが、上手に時間と段取りをやりくりすればできると思う。そろそろ2台目を導入したいとは思うが、常に毎日あるわけでもなく、たまたま重なるタイミングが悪い。これもマーフィーの法則だと思って、設備投資はせずに1台でなんとかこなしていこうと思っている

 

今週はなんとか目途がたっているが、来週はフル稼働で様々な細かい案件をどんどん仕上げることになる。今週末が1月最後の少しの息抜きができるかもしれないと思い、息子と大好きな乗り鉄に出ようかと思っているが、インフルエンザも流行っているので公共の交通機関はあまり乗らない方がよいか?!

プラダン(ダンプラ)にシルク印刷

PPでできたプラダン(別名ダンプラ)にシルク印刷。慣れているので早い、インキはFPPでもPPTでもPPインキであれば密着する。弊社ではかれこれもう30年もやっているが、プラダンは容積がある成形物なのでほとんどが市内からの依頼だ。遠方だと送料がとんでもないことになるので、遠距離での印刷依頼はまず皆無。

 

もっとも弊社は出張印刷ができるので、現場にドライラックさえあれば資材をもちこんでその場で印刷はできる、PPインキは乾燥が早いのでドライラックが無くともなんとかできるとは思うが、数量が多い場合はそうもいかない。

 

今日は午前中椅子にシルク印刷があり、近くの取引先の倉庫で出張印刷となる。これも12月に行っているもののデータ違いなので勝手がわかり、調子がよければ午前中には終わらせることができるであろう。午後からはショッピングバスケット100個に印刷があるがとりあえず片面を仕上げ、明日には反対側を仕上げようと思っている。金曜納品だが、同日配達、それもそのまま積み込んで向かって下した方がよいという業者さんなので同日納品で良いと思っている。難しければ私が昼休みに走れば良い、今週はまだ少しだけだが余裕がある、来週はなんだかんだ忙しくなるが、世間ではまだインフルエンザが流行しているらしいので気をつけなければならない

PPマチ付き袋にシルク印刷

とりあえず年内に1000枚欲しい、というPPの袋、片面1色だったので何とか間に合ったが、果たしてこの時期の物流会社が指定通りに配達できるかまではわからない。

PPコーティングされているので、PPTインキを使用。細い線がおおいので、希釈はT-950で目詰まりを防ぐ

前もって多忙になり物流もパンクする時期だとわかる年末年始だが、なんだか毎年12月は師走で忙しくなる。これをどうにか変えなければ働き方改革はたんなる絵に描いた餅だと感じる。

 

あらかじめわかっていること、年末年始のあわただしさ、それを回避するには早めに計画をすればよいと思う。今年も年賀状の季節がやってきたが、毎年なんとか間に合わせるほどのペースで無理がでてきていると判断し、今年からは元号もかわるとあって、1/1に書くことに決めた。配達員も人出不足、はがき代金もUPしいている、それよりも正月の休み、しかも朝早くから配達をしなければならない年賀状が今の時代にあわないのでは、と思ってしまう

PP袋を半自動スクリーン印刷機械で

PP袋、マチ付き、少々工夫が必要だ。しかし何度かやっているので勝手がわかってきた、製版はいつものように、あとはジグだ。

 

ジグさえしっかり作れば枚数が多くても綺麗に印刷が再現できる。前回600枚程、グラデーションがあったデータだが、ジグの工夫で綺麗に仕上がった。今回も同じような袋でPPTインキ、細い線もあったが、問題なく1000枚を年内納品で仕上がった。袋の中に固い板を挿入しなければいけないが、それ以外は慣れたものだ。

 

今年もあと数えるだけになっている、今年は暖冬なのかまだ雪が積もっていない、スノータイヤも必要がないくらいだが、、こういう時は2月にドカ雪がくると思われる。長年の経験からか、なんとなく先が予想できる?!

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