クラフト紙でできた米袋へ2色のシルク印刷依頼があった。いつもはほとんどが1色だが、今回は2色、それもデザイン的にかなり近い。
しかし幸いにも支給された米袋の形がしっかりしているクラフト紙で、位置合わせがやりやすかった。クラフト紙へのシルク印刷はインキがなるべく沈まないようにQセットインキを使用している。いまのところQセットインキが作業性が良く沈みが少ない、特に白は高濃度白をつかっているのではっきりとした白を再現できている。
1色は月曜に、2色目は十分乾燥させた欲日に印刷、あとは水曜日に梱包をすれば木曜には届いている。米袋が到着してから1週間もかからずに、2色合計300枚を仕上げた。弊社では珍しい納期ではなく、平らな成形物のシルク印刷であれば比較的納期は早くできる。
今は先日のブログでも書いたが、円錐形の百万塔の印刷が待ち構えている。火曜日にテストをしてみたが、やはりうまくいかなった。少し調整を行ったらだんだんと綺麗に印刷ができるようになってきたので、あとは微調整と最後の知恵を絞って治具を調整し印刷できる段階までもってゆけば印刷ができると思っている。