パッド印刷にはパッド印刷専用のインキを使うように言われる、しかしながら毎回そうもいかない。流れで数量が多い案件ならばパッド印刷専用のインキを使えば作業性が良い。
小ロットの場合はそうもいかない、なにせパッド印刷用のインキは高い。100個のパッド印刷でインキを1缶買ってしまえばおそらく赤字になってしまう。
そんな時になんとかスクリーンインキをパッドで使用できないかを模索する。簡単に使えるインキと色もあれば工夫が必要なインキと色もある。そのまま使えないので顔料を調整したり、希釈を調整する。
それなりの経験と知識が要求されるが、何度もやってなれればインキの癖を理解できるようになり、スクリーンインキをパッド印刷で使うことができる。