PPインキというポリプロピレン用に密着するインキがある。メーカーはことなるが2種類ほどありそれぞれ多少異なり性質をもっているので使い分けしなければならない。
PP素材ではないが下処理をして印刷すればPPインキが密着する素材があり、それにパッド印刷を行うことになった。
PPインキは乾燥が早い、印刷後簡単な指接触であれば5分もしないで乾燥している。15分もすればもう完璧になっている感じだ。それはパッド印刷のインキ膜厚が関係もしている。
乾燥が早い=パッド上でのインキの乾燥も早い。インキを版から拾うタイミングを間違えればパッド上でインキが乾燥してしまいうまく転写できない。温度と湿度も関係するので今朝早く印刷を行い、版からインキを拾うタイミングも1秒以内というスピードで行った。
半自動のパッド印刷機ではそこまではできないと思う。もちろんパッド印刷用のインキを買えば対応できるとは思うが、価格が半端なく高い。弊社ではシルクスクリーンのインキをそのままパッド印刷に使う、工夫すれば全く問題なくつかえるからだ