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身体を使った大型印刷

先日はお盆明け納期になっている大型のベニヤ板印刷を1日中こなした。朝から晩まで、一人でこなしたのだが、身体全体を使い、しかもスキージを強く押し付けなければ色がベニヤ板に載らない為、相当な体力戦となった。

最後の黒1色を終わらせたかったので、夜21時まで仕事をしたのだが、終わったので今朝はホットしている。合計4-5色ではあるが、かなりの大きさなので版も大きい、スキージも大きい、刷台も特大のものだ。

あと2種類あるのだが、こちらは一人ではこなせないほどの大きさになるので、お盆休みを使い、電話や来客の無い時間を使って仕上げようと思う。お盆中は特に出かける予定もなく、しかしながら自分のペースで仕事を進めることができるので、非常に助かる休みではある。

本来であれば家族サービス等も必要になってくるであろうが、混雑しているときにわざわざ出かけるのも嫌な性格なので、お盆明けに仕事が落ち着いたところでどこかに家族ででかけようと思う。

しかし久しぶりの大型印刷なので今朝目覚めたら体中が筋肉痛になっていた。。。

矢羽根板に印刷

先日は矢羽根板に印刷できないか、という依頼があった。恥ずかしながらこの問い合わせが来るまでは矢羽根板というものの存在を知らなかったくらい、上棟祝いに関しての記憶が全く残っていなかった。我が家がたてられたのは私が幼稚園に入ったころであるから、その時の記憶もないし、子供ながらに家が建っているのが面白かったくらいしか覚えていない。

実際には本家が建ったのは私が生まれる前であるから、仕方がないのであろう。追加で建てた2件目の方の記憶しかないくらいである。

矢羽根板印刷は問題なくできるのですぐにでもとりかかれるが、べニア板の質によってはインキののりが悪いかもしれないので、インキの希釈に気を使う事になるかもしれない。

5色の鶴亀のデザイン、綺麗に印刷すればかなり立派なものになるに違いないから楽しみでもある。インクジェットが仕事をこなす時代になってはいるが、まだまだアナログ方式で印刷する物は世の中沢山あるし、これからもそれは絶えず出てくると思う。何でもかんでも機械に頼るのではなく、人間の手わざでできる印刷物を受けるのが弊社の強みともいえるかもしれない