印刷ブログ
BLOG

今日の夕方は長岡市の市政モニター集会

昨晩は日本酒ボトルへの試験印刷と金属製のボールペンへのパッド印刷の製版及び試験をやっていた。日本酒ボトルへの印刷は局面印刷を利用し、ほぼきれいに出来上がったが、まだ治具がぐらついているので治具をきっちりと固めることにした。ボールペンへの名入れはこれまた通常よりは困難なもので、金属製のシルバーのペンに黒で名入れとなるので、インキの沈みが激しい。実際のサンプルは今日の午前中に届くので、そちらを見て再度試験をすることにした。 そうかと思えば午後にはプルタブの名入れ依頼をされた方がやってきて、4色印刷をしてほしいという依頼であった。かなり小さなプルタブに4色、店頭売価で300-400円の物に4色のパッド印刷などしようならば店頭売価が2倍以上になってしまう、という話をしたうえで、シルバーかゴールド色を使い、最大でも2色で理想の色、デザインに仕上げようという結論にはなった。

お客さんが求めているものをすべて実行することも大切ではあるが、共同でパートナーとなりどうしたらこの商品が売れるようになるかを考えてみた。儲けだけを考えれば4色でも5色でもいくらでも見積もりを出してやればよいが、いざ販売となれば適正価格を超えてしまう。それでは一度きりの仕事で終わってしまうので、双方とも面白くないと思ったので、私なりの意見を伝えてみた。網点を使えば1色でもかなり繊細な印刷に仕上がり、パッド印刷であればかなりの細かい点や線まで再現することができる。こればかりは口頭で説明してもどうにもならないので、実際のデータをもらったらすぐにでも試験印刷をして差し上げようと思う。昨日は金、赤、黄色に白と4色すべてをその場で印刷し、最終的には金色が一番あっているという結論で話が終わった。私も実際に金色で印刷しなければここまできれいにでるとは想像もつかなかったであろう。

今日の夕方は地元長岡市の市政モニター会議がある、さまざまな質問や議論もあり、地元を何とか活性化させようという有志5人で集まり、前向きな議論を交えてワイワイガヤガヤするのでいつも楽しみだ。

GW明けのバタつき ボトル印刷

GWが明けた。期間中は妻の実家に帰省、月曜日に以前の会社社長との会食があったので、新潟に戻ったのは火曜の夕方になった。

少したまっていたフィルム出力や出荷、メール処理等をこなし、火曜は早めに就寝しようかと思ったが結局は24時前まで仕事が続いたので、昨晩は早めに寝ることにした。

昨日の時点でなかなか難しい印刷依頼が舞い込んできて、いろいろと調べていたが、最終的には顧客判断となりそうな案件だ。既に便詰されている日本酒のボトルに印刷をしてほしい、という内容だがインキの乾燥で焼き付けをすることができない。普通の便であればそのまま乾燥炉に入れて高温で焼き付けすれば翌々日には納めることができるが、日本酒がすでに詰まっている状態なので焼き付けなどできない。自然乾燥でも密着するインキ探しで、数社程候補が出た感じではあるが、実際に試験してみなければわからない。

フィルムを貼ってしまえば簡単なのであろうが、高級感を出すためにどうしても印刷をしたいとの事だ。

実験段階にはなるかもしれないが、案件が決まったらいろいろできるので、これまた楽しみな仕事になりそうではある