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不織布やビニール傘にシルク印刷

今週末は土日も稼働して沢山やってきている不織布やビニール傘4面へのシルク印刷を仕上げようと思っている。

年度末で学校行事もあるので社員が休んでいる事もあり、そのかわり2人分の仕事を一人で仕上げなければならない。コツコツと夜中まで作業をすればなんとでもなる、細かい作業は夜静まりかえった時間の方が集中できるし、電話もならない。

日中は配達に電話に来客があったりすると連続印刷もできない。連続印刷は週末が適している、そして小ロットの難しい案件は夜だ。

定時で始まって定時で終わる、という概念が無い。それだけ仕事が楽しいと思えるからかもしれないが、生涯現役で仕事ができるように健康管理にも気を付けなければならないと思っている

不織布へのシルク印刷、小ロットでも可能です。
fushoku

不織布へのシルク印刷

不織布でできている折り畳みができるうちわがノベルティグッズとしてあるらしい。

折り畳みができるので使い勝手はよさそうだ、100枚に白1色で名入れ印刷。 不織布なので繊維系のインクかと思い、テストでSG410を使ってみた。折り畳みなのでなるべく伸縮性のあるインクが良いと思い、合成繊維に適しているインクなのでちょうどよいと思ったが、不織布の穴の部分にインクがはいるとそこがテープ剥離でとれてしまう。しかし穴になっていない部分は剥がれない、、、

恐らく何かしらの素材を混ぜて作っている不織布だとは思い、ルーペで詳しく見てみるが見たところで素材がわかるわけがない。いろいろ調べたところどうもPP(ポリプロピレン)を配合して縫っているようだ。

PP用のインクでテストをしたら問題なく密着が確認でき、そのまま印刷をした。ところが裏表が微妙に存在する不織布で裏面に印刷をすると綺麗にできない。しかし表裏を確認するのが非常に難しい素材であり、ある程度は勘に頼るしかなかった。表だろうと思って刷ったら裏だったものが何枚かあったが、これはどうにもならない。

おまけに位置あわせもすべてずれているような取っ手なので上手くはいかない、、、かなり厄介な商品ではあるが一応印刷はできた。

不織布への印刷は何が入っているかわからないのでインクのテストは必須 = 予備で1枚は必ず欲しい商材です

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