印刷屋泣かせの素材、それは再生なんちゃら という素材である。
国産であれば何を何%再生したかが明記されている場合が多いので、比較的やりやすい。それでも素材が混ざっていると(PET70%、 PP30%とか)どちらのインキが密着するかがわからない
いつも試験をしているので心配ではないが、外国産の再生素材が一番てごわい。なぜならば本当に明記されている再生素材を100%使っているのか?と言えば必ずしもそうではないと思う。不純物が混じっていればインキの密着が悪い、そんなかんなで通常の印刷会社は持込素材を嫌がる傾向にある。
シルクスクリーンやパッド印刷を直接手掛けているところに聞けばまだ良いであろうが、2次3次の下請け的な感じで間が入ってしまうと営業マン・担当者レベルで確認・試験もせずに断られる場合があるかもしれない。
弊社はとりあえずやってみる、試験をしてみるスタンスなので他社ができない、と言っても弊社ではトライしてみる。そういったやり方で密着が確認できていない素材に何度も密着させたこともある。