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山菜の時期

春がきたとなれば毎年山菜取りである。私は子供のころから母親に連れられ、山菜を取っていたので今もふらっとでかけてはいろいろとってくる。

今年は豪雪もあってまだまだ始まったばかりではあるが、山に行くのが楽しみでしょうがない。私はどちらかと言えば食べる方ではなく、採る方が好きだ。ウドなども白い生で食べれるおいしい物は人に全部あげてしまい、自分では緑の方をきんぴら等にして食べる。

タラの芽も大好きだが、年々タラの芽の蕪がなくなっているように思え、やまあらしなのか採り方がわからない人がとっているのか、芽の部分だけでなく、根こそぎとって行ってしまう場面も見かけた。ウドなどもそうで、来年の分を考えて採ればよいのだが、根元から全てとってしまったり、採らなくても良い物を取ってしまう人たちもいる。

昔に比べれば少なくなっている山菜だが、必要の無い舗装道路や採り方のわからないマナーの無い人たち等で荒れてしまっているのが現状かもしれない。私が子供のころとっていたわらびの多く取れる場所等は舗装されてしまい、全く取れなくなってしまった。あんな山奥の道をなぜ舗装しなければならないのか、子供心にも疑問があった。幹線道路でもなく、まして県道でもない。山に行く地元の農家の方や村民だけが通るような道を意味もなく舗装しているのは予算の無駄遣いなのか行政の思惑なのか。

最近では山菜がスーパーで並んでいるのをみかけるが、どれも栽培しているもので天然ものが見当たらない。私はできるかぎり天然ものを食せるよう、元気な限りは毎年山にでかけたい