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黒と白の相性 被印刷体を選ぶ

黒い本体のボールペンに白で名入れがあった。恐らく、、、が的中したのだが、やはり白100%には再現ができない。

正確に言えば、再現は可能ではあるが、それなりの方法をとらなければならない。2度、3度と重ね刷をすれば、限りなく白100%に近づくのだが、今回のデザイン・文字が細いので、かなりシビアである。無理ではないが、そこまでに達する納期の余裕もなさそうで、課題は次回へと持ち越しとなった。

文字を太くする、又は色を銀(シルバー)に変えれば解決できる。先程も大手メーカーTDKのUSBメモリが黒い本体で、メーカーロゴがシルバーで名入れされていた。ああ、なるほど(笑)とも思った。

シルバーやゴールドであれば秘印刷体が黒でもかなりの精度で100%の色が再現できる。これもごまかし、、、と言われればそれで終わりではあるが、私は工夫・提案、という言葉で濁させてもらっている。

もちろん白100%も可能ではあるが、絶対でなければあまりやりたくはないかな?!(笑)

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クリヤファイルに名入れ印刷

台風が来ている模様だが、、、仕事はとまりません。さて、クリヤファイル(よくある市販の1枚10円以下の物ですが)に名入れ印刷の依頼が多くなるのが期末あたりです。

学校であったり会社の案内であったりと、何かと新年度付近に集中するのですが、これもまた専門の業者がいる感じです。多分それなりの設備投資をして専門にやっているのでしょうが、簡単な単色から~3色程度の印刷であり、尚且つ小ロットであればシルクスクリーン印刷でやれば安く仕上がります。

100枚以下のクリヤファイル印刷を希望されている方も多いとは思いますが、専門の業者だとなかなか受けてくれません。その点アナログな弊社では10枚でも20枚でも、逆に1万枚、、、などとなれば断るかも(笑)

ファイルもまとめて買えば1枚6-7円程度でホームセンターで買えます。そこにちょっとした名入れをするだけでノベルティとしての宣伝効果もあるので、小ロットのクリヤファイル名入れをお探しの方はご遠慮なくお問い合わせください。もちろん予算等も含めて

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週末をかけての上京と曲面印刷開始

週末は恒例の里帰り中の妻子を訪ねて金曜の午前から今朝まで上京していた。金曜日は土曜に仕事がはいるので、家にいながら多少のんびりさせてもらい、夜は以前の会社の上司と1杯飲みにいった。いろいろな話に花が咲き、この先また何かを共同でやることになるかもしれない。

土曜日は局面印刷の試験を行い、2色刷りもうまくできたので、これまた面白いことになりそうだ。長岡市で曲面印刷をしている会社はまずいないといってよいであろう、もしかすると需要が無いのでどこの会社も手を付けないという状況かもしれないが、私は逆に需要ををつくってやろうという気になるし、需要がなければ創造すればよいと考えてしまう。

日曜は丸一日娘とでかけていろいろなところにもいった。以前1時期ではあったが東京の国分寺に下宿していたので、その下宿先を10年ぶりに訪ねてみた。なにか懐かしい感じもあったが、昔を思い出すことは体に悪いことだとは思わない。そのまま夜の21時に新潟に向けて運転したが途中で眠気が襲ってしまい、涼しい気温の群馬赤城高原で駐車し、3時間ほど仮眠をとり、朝の5時に地元長岡市に到着した。

今日はちょっと眠いが、いろいろな仕事があるので眠いなどいってられない。そのかわり晩酌なしで21時には床につこうかと思う

土曜日の町中

土曜日は午前中に仕事を終わらせ、午後はかなり暑かったので近くの図書館に普段定期購読している雑誌を持参し、涼しみながら読んでいた。家にいれば35度くらいの猛暑だったが、エアコンがきいている図書館はさすがに涼しい、30分もいるだけで気持ち良くなり眠りそうになってしまった。

その晩は幼馴染と町にのみにでかけた。彼は地元長岡市の西神田で焼き鳥屋”悠ゆう”を経営している2代目である。彼なりに悩みがあるのであろう、いろいろと話がはずんだ。彼の店ででるモツ煮がこれまた最高で、私はいままでいろいろなところでモツ煮を食べたが、ここまで濃厚な味はまだほかで出会ったことがない。水を一切いれないということで、どうやって作っているのかが不思議ではあるが、濃厚なモツ煮が好きな方には絶品であろう。

彼なりにこの先どう店を経営していくべきかでいろいろと悩んでいたので、私なりのアイディアをいろいろと話しておいた。人と同じことをやっていても新たなお客は来ないし、かといって既存客をないがしろにするわけにもいかない。その新しいことで何をやるか?で勝負をかけるべきタイミングではあろうし、私も同じことが言えると思った。父親のシルクスクリーン印刷が30年前に開業、そのころから同じことを続けているようで売り上げはどんどん落ちて行ったらしいが、実際には仕事量が減ったというよりは単価が落ちて行ったということで売り上げ減にはなっている模様だ。デジタル化されていない一昔前であれば製版でも多額な金額をとれたのであろう、今はだれでもやろうと思えば製版もできるし、ポジフィルムも自宅で出力できてしまう。

あとはいかに違うことをやるか、他社が見ても面倒でマネをしないような仕事を開拓するかにかかっているように思える。幸いにも私はしんどいことや面倒なことがあってもなんとかやらなければ、ということで仕事をこなすように心がけているので、人が嫌がる仕事や物事をやることに関してはあまり抵抗がない。

昨年導入したパッド印刷にもうすぐ導入され開始する局面印刷、プラス既存のシルクスクリーン印刷を武器に地元新潟県長岡市で唯一柔軟性のある印刷屋を目指そうと決めたのもそう遠くはない過去である

上京と曲面印刷

先日金曜日は朝の3時に起床、そのまま高速道路をとばして妻が里帰りしている神奈川まで運転した。片道6時間程度はかかるはずだが、早朝の高速道路はすいている+渋滞もほとんどなく、朝の8時前には神奈川に到着していた。高速道路は2時間半、練馬から神奈川までがノロノロで結局1時間もかかってしまった。

到着後は2週間ぶりに顔を見た娘と遊び、1時間ほど寝てまた仕事を始めた。その後午後になって出産予定の病院で検査及び説明を受け、帰宅した。

私が家にいない時は決まって仕事が忙しくなるか何かしらのトラブルが発生する。今回も同じく、トラブル続きで携帯電話が鳴りっぱなしになってしまった。何か起きると毎回思うのが印刷というものは難しい商売だ、ということだ。今回は色の表現の認識の違いで、こちらとお客の色の考え方が異なっていることが発端で問題となった。白い紙に何でも印刷することが一般的な消費者とは違い、シルク印刷やパッド印刷はかならずしも被印刷体が白とは限らない。そこの違いがなかなか説明できず、そこを説明しないと必ずと言ってよいほどトラブルに発展する。

パッド印刷も同じく、凹凸面でも名入れできると謳ってしまうと寸法に関係なく受注してくる営業マンも出てしまう。こちらの説明不足も原因ではあるが、やはり全ての物において現物を見せてもらわなければ見積もりもできないし、印刷面積を指定することもできない、という事実を今回は再認識させられた。

 私も印刷の経験が100年あるわけでもなく、神様でも無いので完璧に何でもこなせるわけではないが、会社というそれも小さな自営業という看板をしょっている以上、トラブルだけは避けたいと思い来週からも気合を入れて頑張らなければならない。

来週から再来週にかけては曲面印刷の習得、現在のシルク印刷とパッド印刷に追加する形で曲面印刷の技術と手動機械を入れる結論を出したい。 曲面印刷が開始できるようになれば新潟県長岡市の中で唯一の印刷工場となるであろう。インクジェットの高価な機械をいれるよりは、私としては曲面印刷という分野に力を入れたい。