印刷ブログ
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櫛に印刷?

先日はユニークな印刷依頼があった。依頼といっても見積もり段階ではあるが、白い素材の普通の櫛に美容室の店名を名入れできないか、という事であった

通常のシルクスクリーン印刷でもできないことはないが、あえてパッド印刷で既存の版を使い実験をしてみた。櫛の丸くなっている部分の奥深くまでパッドが入るよう強めに押してみたが、何も問題なく入った。しかしデザイン次第ではあまりよく見えるという出来ではなさそうだが、遠くから見えればなんとなくそれらしき名前が入っているな?という感じの仕上がりであった。
kushi
いつも心がけているのだが、できます、いくらです、と言葉や見積書で伝えるよりは、こういった紙媒体でない被印刷体の場合は実際に類似品やそのものに試し刷りを行い、見せるようにしている。見せることができれば訴求力もあがり、先方の商談にも役に立つことであろう、と私は思うからだ。

あとは最終的な素材が何かでインキの選別を行い、製版をして印刷をすれば完成という流れになる。ロットも10個と少なめであるが、こういった小ロットに対応できるのも弊社の強みではあるし、小ロットの方がやりやすい。

今週はなぜだかパッド印刷のある仕事が多く、今日も今週末に新潟市の朱鷺メッセであるイベントで販売するプルタブオープナーの名入れが40個ほどある。こちらの販売がうまくいけば、定期的に名入れがくるであろうと思い、うれしいニュースにはなってきた。他社様が開発した商品に弊社で名入れをし、それが売れるようになれば両者共に仕事が増えて利益にもなるので、パートナー的な存在で仕事をすることができ、光栄に思う。

明日金曜日は里帰り中の妻子に会いに行くために午前か午後一に長岡市を出発、途中国際展示場であるギフトショーに顔を出そうかと思っている。