小さな5オンスタイプの紙コップに回転スクリーン印刷、とりあえずの校正出しで6個程。 あとは量産が1000個、普段は弊社では受けない製品(インサート系の専用ジグがいるので)だが、ちょうどピッタリ入るジグになる代替品があったので試してみたらできた。
ここまでドンピシャではまるジグになる製品も珍しいが、こんなこともある。さて、今週は少々天気が悪いが、まぁ1つ1つ仕上げる事になる
小さな5オンスタイプの紙コップに回転スクリーン印刷、とりあえずの校正出しで6個程。 あとは量産が1000個、普段は弊社では受けない製品(インサート系の専用ジグがいるので)だが、ちょうどピッタリ入るジグになる代替品があったので試してみたらできた。
ここまでドンピシャではまるジグになる製品も珍しいが、こんなこともある。さて、今週は少々天気が悪いが、まぁ1つ1つ仕上げる事になる
専用のジグと機械があれば難題、、、とまではいかないが、今回は急ぎで小ロット。専用のジグを作成し機械を買うわけにもいかないので、自力で自作した
2日前寝る前に頭の中で趣味レーションを行い、それを先日の昼休みの間に実行してみた。ほぼドンピシャと言えるほどに理想通りに印刷ができた。紙コップは柔らかいので中に固い円形のジグを入れなければ刷れない、しかし数年前のスクイズボトルという柔らかいボトルで苦労した時の経験をもとに、シュミレーションをしてみたがこれが見事に成功した。
合計個数は300個、幸いにも予備があるのでNGが出てもなんとかなるが、やはり自作の無理やりの印刷なのでNGが出てしまう。買取は覚悟しているが、単価は安いのでこれも経験UPとしての勉強代として構えている。始める前は受けなければよかったと後悔するほどだが、できてしまえばこれが技術向上と経験となり、他社ではできないといわれる小ロットの紙コップ印刷ができる。しかし1回使ってすてるものなので単価は安い、これだけ苦労してやっているには浮かばれない単価なので宣伝はしないほうが良いと思った(汗)
日曜日はPPのファイルやケースに印刷をしながら、夕方には支給された紙コップへの回転シルク印刷のテストをしていた
紙コップは円柱ではなく円錐形になっているので、そのままでは印刷が歪になってしまう。データを調整、治具も調整してテストしてみたがおおよそOKな完成度になったとは思う。あとはほんの1mmの位置合わせを調整すれば本番印刷はいつでもできるところまでもっていけた。
試作なのでトンボがでたままだが、円錐形の成形物の印刷テストにはこのトンボがかかせない。まっすぐに回転しないので、上手にデータ調整、それも1回ではまずできないので、何度も何度もデータ調整をしてテスト印刷をしなければならない。高度な数学の計算式でもわかれば1発でデータができるのかもしれないが、私はそこまで知らないので1回1回データを調整して成形物にポジフィルムを貼り確認して製版をする。それでもズレが出るので1回で製版が終わらない
しかし今回はサンプル印刷なので、本番になるかどうかすらわからない。結構時間をかけたが、本番になればよいがならなければそのままで終わってしまう。しかしこれは私の経験として残るのでまったく気にしていない。市販の紙コップに回転シルク印刷が小ロットでできればいろんなイベントで使うこともできるが、果たして紙コップという使ったら捨てる素材に印刷の手間暇をかける需要があるのだろうか。。。という部分が気になってしまう