中国製の飽和ポリエチレンボトルへの回転シルク、ほぼ1周のベタ面が多い難しい印刷だが、なんとか完成できた。
受けた後にデータを見たらしまった、と思うくらい毎日悩んで試行錯誤、治具も作成し、テストを何度も重ねた。テストとかかった時間を考えれば到底あう金額ではないが、自分の技術力向上につながったので気にしていない。
ボトルが海外製なので歪だが、1つ1つ確認し、手触りでの感触でどこらへんが凹んでいるかを確認して印刷の圧力を変える。アナログで手動で回転印刷をやるのでそこらへんを調整できるのが強みだ。
ロットは恐らく業界最小ロットの15本、版は同じだが透明のボトルには黒1色、黒いボトルには黄色1色だった。今週末までにできるか心配であった案件、そして綺麗に仕上がるかや失敗ができない素材だったが、失敗もせずにすべて仕上がった。
難しい案件が成功した日ほど嬉しい日はない。技術向上することもでき安心してお届けできることになった。今週末は日曜をゆっくり休めるかもしれない。
写真を公表できないのが残念だが、できるか否かを聞いてみようと思う。 これは今迄で一番難しかった回転シルク印刷となる。