ビニール傘へのシルク印刷はいつも手掛けているのでそこそこ慣れてはいるが、印刷面積が大きくなるとそれが難しい。
骨の部分と上に行けばいくほど狭まる印刷面積だが、下とは異なる面積になる。平面のシルク印刷になるが、その受け台とインキの希釈やスキージの返しを上手に行わなければ綺麗に印刷ができない。
先週末に70cmの大きなビニール傘に最大で印刷をしてほしいという依頼でやってきたが、難しくなるとは想像していた。実際にこの湿度や天気もあってか、印刷条件としてはあまりよくない。
明日か明後日からは晴れ模様になるとの予報なので、それまで印刷をいったんstopすることにした。雨の湿度が高い日に無理やりやっても恐らく作業効率が悪いという判断になるからだ。
一応水曜中にもう一度やってみて、それでもスムーズにいかなければ晴れ間を待つことにして、そこから一気に仕上げようと思う。来週はまた別のビニール傘で、8面中4面に印刷をされたい案件なので、そちらに集中することになる。これはお盆前までに仕上げる数量だが、インキの色もないので今日注文をしておいた。
そろそろビニール傘がいらなくなる季節ではあるが、日本では1年中必要なアイテムだとは思う。名入れ印刷をするかしないかで、インパクトも異なれば、PRにもなるのが名入れ傘だと思う