ここのところ固定といって良い感じであるデザイナーの方よりB1サイズのポスターにシルク印刷依頼がある
依頼されるデザインは決まって機械で出せない色、つまり金銀や蛍光色がある場合だ。これらの色を再現するには銀粉と金粉、そして蛍光カラーの粉が必要になる。機械では出せない色なのでどうしてもシルク印刷となる。
ロットも数枚程、1式おいくらという金額で出してはいるが、恐らくかなり安いとは思う。通常の見積でだせば版代だけで数万円、それであってはやるべきデザインや案件もまずほぼ0%の確率で決まらないと思う。そこらへんは効率と採算を度外視、版のかけあわせ、データの調整やらでお互い譲歩しあい、最後にはできるようになんとかする。
今回の色も蛍光マゼンタ、銀、そして特色の3色だったが、版をうまく回転させれば流用できるサイズ、そして弊社のおんぼろプリンター(笑、だがバリバリの現役)で出力できるポジフィルムのサイズにおさまったので可能だった。
こちらとしても週末の時間を使い仕事を仕上げる。平日であれば電話がなったり来客があったり、集中しなければならない紙の印刷なので週末を使い仕事ができるのであればこれはありがたい。
こちらもだんだんと完成するにつれて面白くなっていくのでやっていても苦にならない。しかし素材が紙、、、インキがちょっとでもつけばそれでNGなので、一番神経を集中する印刷だとは思っている
大型のポスターにシルク印刷、お気軽にご相談ください。