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drupaという世界最大の見本市

今日からdrupaという世界最大の見本市にでかけている。そんな遠くまで田舎の小さな印刷工場がいく必要があるのか、といわれればわからない。しかし常に先の技術を、業界のトレンドを、そして印刷といえば欧州ドイツが発祥だ。

何か学ぶこともあるとは思うし、緊張感、そしてある意味良いプレッシャーを獲得することができるということが必要だと思う。1つの目的にあるインクを探していることもある。日本では買えない、売っていないインクだがドイツにはあるという話を聞いた事があるので、それを探すことも目的の1つだ。イタリア、ドイツの印刷産業が先を進んでいるので、2日間という短い日程ではあるがフルに吸収しようと思っている

Drupa 2016

そういえば今年は4年に一度の世界の印刷工場が集まると言われるほどの見本市がドイツ、デュッセルドルフで開催されるらしい。毎年東京のビックサイトで開催されているConvertech Japan, Printable Electronicsという見本市にはインキメーカーのセイコーアドバンス、ミノグループ、帝国インキ等が出展しているので、都合をつけて見に行っている。

一度Igasという印刷見本市があると聞き見に行ってみたがシルク印刷やパッド印刷関連が全く無くガッカリしてしまった。ほとんどがデジタル化された高価な機械で資本のある会社が買えばボタン1つで操作できるようなものばかりで全くの無縁だった。

Drupaに参加するにはかなりの長距離の渡航をしなければならないが4年に1回ということもあり、世界最先端の印刷見本市ということで気になる。幸いにも前職でドイツに住んでいたことがあり、土地勘もあるので一人でいって見て回り、宿を確保することは容易にできる。問題は見本市の中身がどんなものであり、少しでもアナログ印刷の企業やインキメーカーが出ているかといった部分だとは思う。まだ出展社リストが揃っていないような感じなので週末にでもじっくりと眺めてどうするか決めようとおもっている